2004冬
ノースウエスト航空
ついに本土上陸。
初国際免許をとったのはいいけど、、、ハイウェイ怖すぎ。左ハンドル&右側通行&
四車線&ハイスピードにおののき、結局一度もハンドルを握ることはなかった。
カリフォルニアの空ってなんであんな色なんでしょう?
ロス・サンディエゴ
・ティファナ
旅行の経緯
それは、、、またしても急であった。
漠然と、アメリカ本土にはいってみたかったものの、なかなか実現しないでいた。

ところが、彼が長期休暇(といっても5日)をとれることになった。(バンザーイ!)
私は、モルディブにいってみたかったのだが、
「おまえなぁ、モルディブなんかいったら、海しかないんだぞー。きっと、退屈って暴れだすよ」
とわけのわからない理屈で、一方的にアメリカに決定されたのであった。
「オレの生まれた街。ロックな街、ロスに決定じゃ」とどちらかといえば、中東人っぽい日本人の彼は言った。

出発前に、二人して国際免許をとり「砂漠を走り抜けるスポーツカーの二人」を想像しながら、
空港へと向かった。
第1.2日目
ウォークオブフレームでマリリンの手形に願掛けするっ。
今回の旅は、地元の空港から成田で乗り換え、アメリカへGO!のコースである。
しかし、この日は乗り継ぎのチェックが以上に厳しく地元から東京の空港の荷物検査に
1時間以上並ぶハメになり、それだけで疲れてしまった。

「なんで、日本国内でこんなチェック、厳しくするんじゃー!」と二人して発狂しながら、
アメリカ行きへと乗り込んだ。ノースウエストの機体はこれまで乗った飛行機の中で一番がっかり・・・であった。
そしてパーソナルモニターなどついているわけもなく、しかたなく持ち込んだガイドブックと本を読んでいた。
彼は、隣で爆睡していたが私はなんとなく寝つけなくて、そのままアメリカについてしまった。
全く寝てなかったし、降りた瞬間にすでに気分が悪かったのだが・・・

この日は、レンタカーを頼んでいなかったので、ツアー会社の半日市内観光に行くことにした。
最初は、ダウンタウンに宿泊するお客さんものっていたが、彼らをホテルで降ろすと、
小さなワゴンは私たち二人だけになった。

まずば、ハリウッド・ハイランドへ。
ここで、ちょっと太っちょのアメリカ人のおじさんに記念に似顔絵を描いてもらった。
彼は特徴ある顔をしているので、よく似ていたが、こてこてののっぺり日本人顔の
私は「???」という絵であった。ヤダヤダ日本人顔。
<マリリン・モンローの手形に手を合わせるとセクシーになれる>とガイドさんが教えてくれたので(上記写真)
とりあえずやっておいた。あれから、半年以上たつが・・・セクシーどころか下っ腹でてきただけですがっ。残念!

その後、サンタモニカへ。
カリフォルニアって感じ〜。空が青いね〜っ。
などと話ながら、小腹がすいたので、イタ飯屋に入ることにした。
メニューは、もちろん英語である。
しかも私たち二人ともつたない英語らしきものしか喋れない。
なんとか、あまりおいしくないパスタらしきモノを注文してチップの払方もよく分からないまま、
店をでた。ここで、緊張してしまったせいか・・・車に乗り込んだ瞬間に、気分が悪くなりリバースしてしまった。
高いパスタだったのに・・・。マックにしておけば良かった・・・

そして、ホテルへ向かった。
ダウンタウンのホテルは、治安がよくないとネットで情報を得ていたので、
奮発してビバリーヒルズへ。ビバリーウィルシャー(プリティウーマンでリチャードギアが宿泊したホテル)に
とまりたいところだが、そこまでお金がないので、ロデオドライブのど真ん中にあるラックス・ホテルにした。

ここは、こじんまりとしているがいわゆるデザイナーホテルで
フロントに青りんごなんかがおいてある、おっしゃれーなホテルである。

はっと気がつくと、二人とも寝てしまっており1時間が経過していた。
目が覚めて、とりあえずロデオ・ドライブを散策することにした。
白を貴重とした町並みになっており、まさにセレブの街であった。
そして、そのまま歩いてビバリーセンターへと向かうことにした。
地図では、そんなに遠く感じないのだが、普段歩かない私にはすごく遠かった。
そして、ビバリーセンターであまりおいしくないカリフォルニアロールを食べた。
帰りはさすがにタクシーでホテルまで戻った。

第3日目
きてっきてっきてっ サンタモーニカー♪古っ
朝食は、セブンイレブンで済ませ、デザートヒルズアウトレットへ向かう。
途中で、運転交代するね〜♪とか言っていたのだが、
フリーウェイに乗った瞬間に「ゴメン。無理だ・・・」と白旗をあげた。
左ハンドルの上に、4車線もあり、皆結構スピードを出している。こんな所で死ぬわけにはいかない。
おまけに、いろんな道路が交差しており、乗り換えも大変だ。
女性の方は、よっぽど運転に慣れている方でないと、おすすめできない。

なんとか、無事にデザートヒルズアウトレットに到着した。
130ものショップがあるので、見るだけで結構疲れた。
コーチやA/Xなんかを購入したが、頼まれていたコーチの財布がなかったし、自分が他を見たいのもあって、
無理いって店員さんに教えてもらったサウスコースト・プラザへ行くことにした。

しかし、ここにもお目当ての商品はなく、
遠くまで来たのに・・・とがっかりしながらハリウッド方面へと戻った。
ロスに来たからには、タワーレコード行かなきゃ!ということでサンセット通りへ。
値段は忘れてしまったが、やっぱりCDは安かった。DVDなんかもすごく安い。
日本のCDも探してみた。ウタダのDeepRiverがあった。

夕食は、なぜか牛角へ。
ガイドブックをみても、ピンとくる店がなかったし、気軽に入りたかったので・・・
でも、予想を裏切りすごく美味しかった!!!!!!!!!!
テーブルについたお兄さんも優しかったし。
日本の牛角は、正直イマイチだと思うが、やっぱり肉がちがうんでしょーねぇ。
現地の人もたくさんいて、大人気でした。
カウンターで向かいになったアメリカ人ファミリーが肉を頼まず、
焼きおにぎりを焼いていたのが印象的であった。(なぜ牛角へ??)

B'zが来たというハウスオブブルースにも行く予定だったが、
私が運転できないことが判明し、のんべえの彼が飲めないので諦めた。残念。
第4日目
フリーウェイにて。ヘボヘボ運転の私にゃムリだ。
朝食はスタバであまーいコーヒーを飲んで、サンディエゴ・メキシコ方面へ
せっかくアメリカの端っこに来たからには、他の国にもいってみたい、との私のリクエスト。

フリーウェイをひたすら南下すると、どんどん景色が変わってくる。
建物がスペインっぽい感じ。(行ったことないくせに。)
メキシコの看板が出てきて安心していると、間違ってそのままメキシコに入る車の列に並んでしまっていた。
そのまま入っても問題ないのだが、保険が適用されないため、車で入るわけにはいかない。
アメリカ国境で車を止めて、メキシコに入る予定だったので、Uターンをすることにした。
だが、間違えるツーリストも多いらしくなんなく元に戻してくれた。

駐車場に車を止めて、歩いてティファナに入る。
パスポートチェックもなく柵みたいなのを抜けて、簡単に入れる。
入った瞬間に空気のニオイが変わった。
人も変わる。小さな子供が、物乞いをしたり、土産物をもってウロウロしている。
露天の店が並ぶ中、15分くらい街を歩いて、メキシコを出た。
悲しい街だった。皆、悲しい顔をしているような気がした。
10センチくらい貝殻の裏にキレイな海の絵を描いているおじいさんがいた。
5ドルだった。とてもディスカウントできなかった。名前も入れてくれた。

アメリカに戻り、ランチはアメリカに来て初のマック。
やっぱり安心する。
その後、サンタフェを通り、アザラシがいるという海岸を探したのだが、
英語もろくに話せないため、人に尋ねることもできず、
結局見つけられず、すごすごと戻ることにした。

帰りにフリーウェイで事故っている車があった。
アメリカでは15歳から免許がとれる上に、数週間の教習で免許がとれるという。
事故は多くて、当然。

ロスに戻るともう夜遅くて、ショップもほとんどしまっていた。
高そうなパブみたいなところしか目につかず、彼も疲れているわで、ケンカになった。
とりあえず、車を返してタクシーに乗ってホテルへ戻った。
メキシコでおじいさんが描いてくれた貝殻を、車に忘れてしまったことに気づいたが遅かった。


ラックスホテルは小さなホテルなので、レストランも終わっていたが
ムリ言って、ルームサービスを頼んだ。パンとかゴハンとか食べたかったのだが、
今日の分はもう無い。とのことで、メインメニューのみ。
ムニエルとステーキが届いた。
これが、結構イけた。ステーキなんて、ホント美味しかった。
第5日目
あっという間に最終日。
初のアメリカは、車に乗ってばかりで終わってしまった。(完全に勉強不足じゃ!)
今度、行くときはグランドキャニオンとか行ってみたい・・・。
砂漠を走り抜けることも無かったし。

ロスの空港では、靴を脱いで荷物検査を受けた。
相当、チェックが厳しいらしい。
免税店では、今回小物しか買えなくてがっかりしていた私に
彼がこっそりと、ブギーバッグを買ってくれるという、うれしい出来事があった!
ありがと〜〜〜!!!!!!!!!!!!
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