私の初体験話・・・聞いてくれますか?
(日記の使いまわしともいう。。。笑)
200×年×月×日(水) 天気 晴れ
そろそろ、会社の繁忙期に入る。
この時期になると、私一人では手がまわらない為、
アシスタントとして何人か雇わせてもらっている。

当然、面接やら準備やら余計な仕事がまわってくるわけで、
数年前、プレッシャーのあまり体調を崩してしまった。
飲みすぎでも食べすぎでもないのに、起きぬけの胃がとにかく重いのである。

・・・部長とソリが合わなくて〜(とかいうCMありましたね)

的なストレスによる胃痛だったのだと思う。
いや、別に部長とソリは合ってるんだけど、とくかく日に日に忙しくなるのを察知して
体が異変を起こしたのであった。

ちなみに、私は病院と薬が大っキライである。
といっても、風邪さえめったに引かないが。
そんな私が胃腸科に行くことになった。
病院は適当にタウンページを見て、適当に決めたのだった。

その胃腸科は外科を併設している小さな個人病院だった。(この時点で既に怪しい)
初診の日にちょっと話をしただけで、注射&点滴を打たれた。
点滴を打っている時にも、他の患者さんが、なぜか皆注射をされていた。

やばいんじゃないの??ココって?と思う間もなく、
金正日によく似た医者が
「はい。おつかれさま〜。じゃあ、念の為に次回はバリウム飲みましょうね〜」
という。医者がいうことなので素直に2回目の来院をすることになった。

そして、有名な「バリウム」を飲むことになる。
イチゴ味とかいろんな味がある、と聞いていたがただの白い液体だった。
味もそうだが、温度がダメ。冷やしてあれば、まだ飲めるかも。うげー。まずー。
だが、金正日が「ちゃんと、飲んでよ!検査にならないでしょ!」と怒るのだ。
こんなものグビグビ飲めるかぁ〜とコップを投げたい気持ちを抑えて、涙と白いよだれを流しながら飲んだ。

レントゲンを見ながら金正日は言った。
「念の為に、次回は胃カメラでみてみましょう。夜9時以降は何もたべないで明日の朝8時半に来てね。」
おいおい、3回目の念の為かよ・・・。しかも、胃カメラってつらいんだよなぁ。確か。
と思いつつも医者がいうことなので、信じて3回目の来院をすることになった。

翌朝、病院に行くと看護婦さんが、喉に麻酔しますぅ、と言ってうがいをさせられた。
ふーん。胃カメラって麻酔するんだ。なんだ。心配して損した。
と思いながら横になった。
いつもの通り、金正日が部屋に入ってきた。
口を開けると、すぐにカメラが・・・。

中略(表現できない声)

ま、麻酔って何?何も効いてませんが?
カメラが喉を通る時、無意識に金正日の手首をガンガン叩いた。
人間、恐怖を感じると、やはり自然に暴れるものです。
・・・その後の記憶は、鮮明に覚えておりません。
(カメラの画像はもらいましたが、恐くて見れません。)
とにかく苦しかったことだけは記憶しております。

毎年、この時期になると思い出します。
とにかくもう二度と胃カメラは入れたくありません。
私の人生1の恐い経験。未だこの記録は塗り替えられておりません。

で、診療の結果は、なんだったと思います?「胃下垂だって。病気じゃないじゃん!!」
後日、アシスタントの女性にこの話をしたら、
「あ〜。あそこヤブって有名ですよ。」だって。
病院選びって重要ね。
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